まずはここから
この記事はこんな方におすすめです
・家計簿アプリを入れても続かなかった人
・貯金がなかなか増えずにモヤモヤしている人
・副業を始めたけど、お金の管理に自信がない人

家計簿はつけてるけど、貯金が増えない
- いろんなアプリを試したけど続かない
- 家計管理ってなんのためにするの?
そんな方に向けて、3児のパパでもある私が「続けられる」「意味のある」家計管理のコツをお伝えします。
数字が苦手でも大丈夫。
この記事では、家族の生活を守りながら副業も両立するための、現実的な家計管理術をご紹介します。
家計管理を始めたきっかけ|数字が苦手でも続けられる理由
お金が減っていく不安」との向き合い方
ある時気づきました。
「あれ?お金が、、、ない???」
特に贅沢をした記憶はありません。
大きな買い物をした記憶もございません。
それでも、月末の支払後の通帳はいつもカツカツ。
おかしいですね。使った感覚がないのにお金がない。
怖いですね。いると思ったら全然いないお金たち。

“減ってる感覚”が不安を増幅する
月初に満額あったお給料。
もらった途端に月初の引き落とし。
そして、色々な引き落としが終わった頃にはスズメの涙。
大丈夫です。あなたのその不安な気持ちはよく分かります。
わたしも昔はそうだったから。
節約だけでは解決しなかった現実
○光熱費を気にしても効果は薄い
もちろん、こまめに電気を消したりシャワーに使う水を気にしたりするのは悪いことではありません。
エコなことなので人からはほめられるべき行動です。
ただ、家計管理に関しては効果はイマイチ。
もっと目を向けるべきところは他にあるようです。
○「削る」より「見える化」から始めた
ダイエットでも闇雲にやれ白ご飯を抜くだの、脂身を控えるだのありますが
キチンとした原因が分かってなければ、効果はありません。
- 白ごはんは食べないけど、毎日ビールを3本飲んでます。
- サラダには大量のマヨネーズをかけてます。
- 水分はたくさん取ってます。ポカリスエットをたくさんとってます。
この例だけ並べると
「そんなバカな」なんて思うかも知れませんが
「そんなバカな」ことを家計管理であなたはしているかもしれませんよ?
家計管理に必要なのは“アプリ”ではなく“仕組み”
「めんどくさい」を減らすには?
○細かく分類しすぎない
よくある
「あなたの家計簿大解剖!FPが教えるお金のあれこれ」
みたいな、特集での項目はざっと数十種類。
あれは誰が見ても分かるように分類された家計簿なんです。
いわゆる、「誰でも分かる家計簿」
聞こえはいいけど、その一方であなたにはよく分からない家計簿 になっているかもしれません。
○ザックリでも見えるようにするのが最優先
ここでの見える化とは、自分がどこにお金を払っているかを的確に把握するための作業です。
なので、片付けをするとき「いるもの」と「いらないもの」と分けるような感覚で
- 息をするだけで勝手に出ていくお金(固定費)
- いくら払うかはバラバラなお金(変動費)
ざっくりこの2つに分けます。
そうすることで、勝手に出ていくお金がどのくらいか把握できます。
わが家の家計簿アプリ活用術|MoneyForwardで“見える化”
○大項目:生活費/固定費/副業投資/娯楽費/貯金
わたしの場合はマネーフォワードを使って家計管理をしています。
以前は、Zaimというアプリを使ってましたが、マネーフォワードは「マネーフォワード光」というネットの光回線を契約するとプレミアム機能が使えるのでこちらを使っています。
内容もとても充実していて、固定費と変動費で分けて予算が組めるので分かりづらい変動費がパッと把握できます。
項目がたくさんあると思いますが
- 住宅(固定費/毎月)
- 食費(変動費/毎月)
- 税・社会保障(固定費/不定期)
- 特別な支出(変動費/不定期)
- その他(自己投資や副業資金)
- 趣味・娯楽(変動費/余剰分)
この6つのカテゴリーで分けてます。
○毎月、ざっくり管理でストレスフリー
まず、前提として家計簿は抜け目なく全てのお金の流れを記帳します。
きびしいですが、料理のように目分量なんてあいまいな数字はつかえません。
ではどうやってストレスフリーで管理するか
全てのお会計はクレジットカードで済ませる
これが1番です。
マネーフォワードには連携機能があり、クレカを連携すると自動で数日後
勝手にアプリに記帳されます!
この機能を上手に使うと記帳じたいしなくてよい仕組みになります。
現金を使うから数字がズレます。
クレカが非対応のところはPayPay払いで
キチンと履歴が残るから後から調整しやすい!
現金は最後の手段。私は、現金を使いたくないから「現金払いのみ」のところに行く回数が減りました!
わが家で効果が家計管理術ベスト3
1. 固定費は「見直す」より「減らす仕組み」をつくる
○通信費は楽天→日本通信へ
これは大堂ですが、まずは通信費の見直し
数年前から格安SIMを使っているのでわりと抵抗なく使ってます。
DMMモバイル→楽天モバイル→日本通信SIM
最近のものは解約金制度がないものが多いので自分に合うものを選べばいいと思いますが
大抵の人はわたしも使っている日本通信SIMがオススメです。
20GB使えて税込1,393円は多くの人にマッチするプランだと思います。
昼間の通信は若干遅くなりますが、わたしの場合昼寝しているので全く問題ありません。
とにかく、大事なのは「息をしているだけで出ていくお金」をなるべく減らすこと
わたしの場合、他に家賃を入居時より5,000円下げてもらったりと色々工夫しました。
○保険も「保証重視」ではなく「必要最低限」
わたしの父が保険屋でしたがその時の母の言葉がすごく印象的で
「今の生活が苦しいのに将来に備えてどうすんの!?」
と保険代のことでケンカをしていたのを子どもながらに覚えています。
そもそも日本人として生まれたあなたがラッキーなのは
我々は「国民皆保険」という社会保険に入っていること
あなたも毎月高い保険料払ってませんか?
そのうえ更に、民間の保険で備えるのはどんな未来に備えてですか?
すでに色々な情報が出てますが必要な民間保険はこの3つと言われてます。
- 火災保険
- 自動車保険(車両保険は含まない)
- 生命保険(小さい子どもがいる家庭)
あとの保険はいりません。この3つは起きてしまったら取り返しがつかないことへの備え。
あとのことは現金で備えて、今の守りを固めましょう。
備えたい人は、余裕が出てから余ったお金で
2. 「収入の8割で暮らす」仕組みづくりのポイント
○ボーナスは“生活費の補填”に使わない
わたしが目指しているのは、収入の8割の生活。
この収入にはボーナスも副業収入も含まれません。
毎月、固定で入ってくるお金のうち8割で暮らせれば勝手にお金が貯まる仕組みになります。
ただ、これが簡単に出来ないから悩むのは分かります。
なのでそこから出来ない理由を深掘りする
家賃が高すぎるところにいないか、無理して車を買っていないか
つまり「身の丈にあった生活」をしてますか?
見栄や安心はお金の天敵。
本当に今の自分に必要なのか?
しっかり自分と向き合って余裕を持った予算を組みましょう。
3. お金の流れはシンプルに。クレジットカードは楽天1枚
類は友を呼ぶ
みなさん一度は聞いたことがある言葉だと思います。
昔の人は本当に理にかなったことを言うなと思います。
もう一度言います。類は友を呼ぶのです。
つまり、財布の中にゴミを入れているとゴミが入ってくるのです。
ゴミが入ってくるとどうなりますか?
大事なものが見えなくなります。
何が言いたいかと言うと、財布も家計簿もシンプルにしてお金の流れを見える化すると言うこと。
汚い部屋から探しものは見つかりません。
今の時代はキャッシュ”レス”
必要なものは
- クレジットカード1枚
- キャッシュカード1枚
- 免許証またはマイナンバー
この3枚さえあればいりません。
ポイントカードや会員証なんてもってのほか
病院の診察券もほとんどの人が持ち歩く必要はありません。
という私も以前はクレジットカードだらけで、支払い日にあわせて銀行の残高を移動させたりと悩む日々がありました。
しかし、クレカと銀行口座をひとつにすることで余計な手間が減り管理する時間が減り
「家計簿と向き合う時間が増えます」
スッキリとした家計簿をゆっくり見ることで、自分が何にお金を使っているか向き合えるという仕組みです。
やってよかった!家計管理の“見える化”
○気持ちのゆとりが生まれた
以前は、カードごとの支払い日ごとに残高を気にして足りない分は翌月に繰越して手数料を払って、、、お金がない。
そんな生活がイヤでしたが、子どもが産まれたことを機に変わることが出来ました。
クレカの支払い額ばかり気にしていましたが、今では「何に、いくら使った」と把握しているので各銀行預金の残高を気にする必要がなくなりました。
人間は1日に出来る判断の回数が決まっているらしいです。
暗くツラいお金の流れを気にしなくなったことで他の大事なことに集中出来るようになりました。
○無駄遣いが減ると、「副業資金」が捻出できた
他人に余計なお金を払うことをやめることで、自分のため家族のために株を買えるようになりました。
その分とは別に副業なり、自己投資にお金を使うことが出来るようになりました。
今まで、自分のための投資なんてやったことがないので最初はお金の使い方なんて下手くそです。
ただ、色々な失敗を積み重ねて最大リスクとリターンを昔よりは上手に扱えるようになり
「お金が勝手に増えていく」感覚をここ最近やっと感じるようになりました。
○生活が回る感覚が得られたことで、「続けよう」と思えた
まだまだ、わたしの家計管理も発展途上ですが、仕組みが出来上がっていることで将来の不安は全くありません。
ここ最近は景気の良い話は特になく、ニュースを見ると不安を煽るようなものばかりです。
ただ、わたしは政治家でもなく革命家でもないので世の中を変えるなんて大それたことは出来ません。
しかし、わたしはわたし自身を変えることは出来ます。
みなさんも、もし今の生活に不満を持ってこの記事にたどり着いたのなら
あなただけの人生のために変われるキッカケになれればと思います。
まとめ|数字に苦手意識があっても、家計管理は“続けられる工夫”で変わる

- 「きっちり管理」じゃなくて「ざっくり継続」でもOK
- 大事なのは「見える化」と「判断のしやすさ」
- 無理せず、自分に合ったやり方で一歩ずつ
\在庫管理も“見える化”したいあなたへ/
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